■ ベルガモット |
学 名 |
Citrus bergamia |
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生産地 |
イタリア・シシリー島 |
科 名 |
ミカン科 |
種 類 |
大本 |
作 用 |
緩和、高揚、消化器系機能亢進、感情調整 |
抽出する部位と 方法 |
果皮/ 圧搾法 |
主要成分 |
酢酸リナリル、リモネン、リナロール |
植物の特徴・栽培場所 |
ベルガモットの木は樹高は2〜3メートルになり、長い緑の葉をつけ、白い花を咲かせる。
果実は小さなオレンジのようで、表面にはブツブツとした凹みがある。この木は柑橘類の中で一番デリケートでこれが成長するには特別な気候と土壌が必要。
(イタリアとモロッコなど)
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香 り |
柑橘系の爽快感をややフローラルにした甘い香りで、心をクリアに明るくする。 |
適 応 |
こころ |
不安や抑うつ、それらに伴う不眠に対してやさしく包みこみ、落ち着きを取り戻す。気分を明るくする。
なんとなくやる気がおきない時に利用するとよい。
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からだ |
・ストレスが原因の食欲不振や消化不良などの症状を改善し 消化器系の機能を調整
・体をあたためる作用と抗菌・殺菌作用を合わせ持つため 泌尿器系の感染症などに(膀胱炎などにも有効)
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肌 |
・消毒作用と治癒作用があるので脂性肌やストレスによる 湿疹やニキビ等によい。やけどや乾燥しやすい肌にも
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環境 |
・防虫効果あり |
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利用法 |
※利用する前に予めパッチテストをしてください
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足浴 |
膀胱炎や尿道炎、下痢などに
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芳香浴 |
不安、孤独感、うう状態の時の不眠に寝室で焚く
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ルーム スプレー |
スプレー容器にお酢50ml入れ、ベルガモット精油3滴加えてよく混ぜる。
鏡などに吹き付け、しばらく置いてから乾いた雑巾で磨き、汚れを落とす
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芳香浴などでブレンドに合う精油 |
イランイラン、ラベンダー、レモン、ジュニパー、ゼラニウム マージョラム、ユーカリなど |
注意点 |
・光毒性があるため肌に使用したあとは直射日光に当たるのを避ける
・皮膚を刺激することがあるため、肌の弱い人は量を控える
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MEMO |
・この精油の名前の由来は、イタリアの小都市ベルガモで初めてこの木が栽培された
・アールグレイ紅茶の風味づけに利用されるのは有名
・タイマツバナもベルガモットと呼ばれるが、異なるので注意
・誰からも好まれる香り。芳香浴の最初の一本にオスス
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