■ クラリセージ |
学 名 |
Salvia sclarea |
 |
生産地 |
フランス |
科 名 |
シソ科 |
種 類 |
草本 |
作 用 |
鎮静、鎮痙、緩和、内分泌系調整、ムード、幸福感 |
抽出する部位と 方法 |
葉と花 / 水蒸気蒸留法 |
主要成分 |
酢酸リナリル、リナロール、スクラレオール |
植物の特徴 |
赤みがかった茎は60cmほどにまで生長し、大きなハート型をした、しわのある葉をつける。
この植物はヨーロッパ原産と言われているがアメリカでも見られる。
|
香 り |
甘いナッツのような、ハーブ調の芳ばしい香りで、落ち込んだ心を癒してくれる。
|
適 応 |
こころ |
・ストレスや不安におそわれた時、神経の緊張を和らげて感情の高まりを鎮める。
・精神をリラックスさせて幸福な気持ちをもたらしてくれる。
・ホルモン分泌作用に加えて緩和作用も有するため、ホルモン分泌の変化に伴うイライラ、抑うつ、悲嘆などの症状を和らげるのに用いられ、明るさと落ち着きを取り戻す。
|
からだ |
・精神的なストレスが原因と思われる筋肉のコリや痛み、頭痛を緩和させる。
ホルモン分泌の調整と共に鎮静作用と鎮痙作用をもつため、この精油を用いたマッサージオイルは生理痛や生理前症候群(PMS)のファーストチョイスとして利用。
・病後の体力回復にも利用するとよい。
|
肌 |
・頭皮のトラブルに有効で、脂っぽい髪をさっぱりとさせ、フケを抑える。
・炎症をおこした肌やむくみにも。
|
|
利用法 |
生理痛・PMSに マッサージ |
マカデミアナッツ湯10mlに4滴でマッサージオイルを作り、入浴や温湿布で体をあたためた後に下腹部や腰周りにマッサージを行う
|
更年期に アロマバス |
浴槽に2〜3滴たらしてよくかき混ぜ、深呼吸をしながらゆっくりお風呂を楽しむ
|
下着に |
コットンに1滴含ませ、直接肌に触れないようブラの胸の間にはさむ。
体温で徐々に揮発し、胸元から長時間さりげなく香るのでイライラしやすい時に
|
|
芳香浴などでブレンドに合う精油 |
ゼラニウム、イランイラン、ローズ、ラベンダー、グレープフルーツ、サイプレス、サンダルウッド、ジュニパーなど |
注意点 |
・鎮静効果が高いので、車の運転前やアルコールを飲む時は使用しない。
・妊娠中の使用は避ける。
・癲癇体質の方も使用を避ける。
|
MEMO |
・ラテン語で「明るい、清浄な」を意味する語源クラリスが語源といわれている。
|
|
|
 |