■ サイプレス
学 名 Cupressus sempervirens
生産地 フランス
科 名 ヒノキ科
種 類 大本
作 用 鎮静、収れん、デオドラント、活力・元気づけ
抽出する部位と
方法
葉部と球果 / 水蒸気蒸留法
主要成分 αーピネン、デルター3カレン、カディネン
植物の特徴 円錐形をした丈の高い木で、腐朽しづらい性質から、かつては十字架が作られる時に使ったという言い伝えもある。
栽培場所 地中海地方でよく見られる。
香 り 松の香りに似た、ややシャープでウッディな香りで、森林浴気分を味わえる。
適 応
こころ 鎮静作用があり、おしゃべりで興奮しがちな人、イライラしがちな人の怒りを和らげて気持を落ち着かせる。 注意力散漫な時にも。

からだ 体液のバランスを整えて出血、重い生理、発汗の抑制、特に足の発汗に有効。更年期症状を和らげてくれる。
組織を引き締める効果があるので、水分の滞留や鼻水、涙目、鼻血、静脈瘤などや、夜尿症、失禁などにも。 さわやかな香りは咳やのどの痛みを鎮めてくれる。

収れん作用と体液のバランスをとる働きにより、皮膚のたるみ、毛穴の開きすぎや皮脂分泌過多、赤ら顔のスキンケアに用いる。 また、セルライトにも。

利用法
足浴 足の臭いを抑え、疲れもとれるので洗面器に2〜3滴入れて15分ほど行う。

冷手(足)浴 ストレスによる手足の異常発汗や更年期の多汗に洗面器に入れた冷水に4滴いれ、10〜15分行なう。冷湿布でも。

デオドランド
スプレー
無水エタノール3ml+ 精油 よく振ってから精製水27ml
(ワキ用)の精油・・・サイプレス1滴+ユーカリ3滴+ラベンダー1滴
(足用)の精油・・・サイプレス1滴+ペパーミント2滴+ラベンダー1滴

カビよけ
スプレー
無水エタノール50ml+ サイプレス10滴
※スプレーは使用前によく振ること!

芳香浴などでブレンドに合う精油 オレンジ、クラリセージ、サンダルウッド、ジュニパー、ベルガモット、ラベンダー、レモン、ローズマリーなど
注意点 ・高血圧の人は使用を避ける。
・妊娠中は使用を避ける。(生理の周期を正しくする働きがあるため)
MEMO ・サイプレスはイタリアイトスギに当たり、昔、この木が崇拝されていた地中海に浮かぶキプロス島が語源といわれている。
・古代ギリシャ時代ではサイプレスを浄化のために焚き、呼吸器系症状の治療に使っていた。精油は子どもの百日咳を治す薬剤として利用されてきた。
・男性用香水に使われることが多い。
・南仏プロバンス地方では、サイプレスのある家は幸福になるといわれている。