■ ゼラニウム |
学 名 |
Pelargonium graveolens |
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生産地 |
レユニオン島・モロッコ |
科 名 |
フウロソウ科 |
種 類 |
草木 |
作 用 |
緩和、高揚、内分泌系調整、防虫 |
抽出する部位と 方法 |
葉 / 水蒸気蒸留法 |
主要成分 |
シトロネロール、ゲラニオール、リナロール |
植物の特徴 |
早春〜初夏にピンク色の花が咲き、高さは60cmほどになる。
ローズ系の強い香りの葉は小型で、寄せ植えに向く。
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栽培場所 |
夏は日当たりよく涼しい場所。冬は日当たりのよい場所か屋内で。
水の与えすぎに注意。
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香 り |
甘美で優雅な芳しいフローラルの香り。
ローズの香りとほのかに柑橘系の香りがする。
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適 応 |
こころ |
生理前後のイライラや抑うつ、不快感や更年期障害をやさしく鎮める。バランスを回復し、くつろいだ気分に。
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からだ |
ホルモン分泌を調整するので 生理痛・生理前症候群などに。足のむくみにも。
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肌 |
皮脂分泌を調整するので全てのタイプの肌の状態に役立つ。皮膚軟化作用もあるので肌の衰えに。
また、殺菌作用もあるのでにきびにも。湿疹、やけど、しもやけを好転。
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環 境 |
窓辺で芳香浴を行うと蚊除けの効果が期待できる。
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利用法 |
芳香浴 |
アロマライトに4〜5滴落として、気分を明るく!
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入浴 |
バスタブに3滴ほど入れてお肌をしなやかに。ストレスや更年期に ゼラニウム2滴、イランイラン2滴
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湿布液 |
打ち身などの炎症や乳腺炎などに 洗面器の冷水にペパーミント1滴とゼラニウム1滴を加え、湿布液とする
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芳香浴などでブレンドに合う精油 |
オレンジ、クラリセージ、グレープフルーツ、ベルガモット、ローズマリー、サンダルウッド、ラベンダーなど。 |
注意点 |
・ホルモン系を規則的にするので妊娠初期は避ける。
・敏感肌に刺激を及ぼすことがある。
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MEMO |
・英名:センテッドゼラニウム(芳香のある低木類の総称)
和名:ニオイテンジクアオイ
別名:ニオイゼラニウム
このうち、精油に使われるのは主にローズゼラニウム
・ほとんどの種類は、生葉をゼリーやジャム、ハチミツなどの料理の香り付けに利用。
葉の味は悪いので香りを移したら取り除き、花はサラダやデザートの飾りつけに。
乾燥させた葉はポプリに加える。
・欧米の出窓などで赤いゼラニウムを飾るのは、「悪いことを寄せ付けず家を守るため」と言われている。
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