motHERBメールマガジン【2004年9月号】 掲載記事
Vol.15 バジルペースト

メルマガ読者のみなさんお久しぶりです〜。
記録的な猛暑まっただ中の今夏、約1年半ぶりに東京暮らしを再開しました。
モスクワという、日本とは全く異なる環境に慣れ、言葉もある程度不自由なく使えるようになり、 1年間の音大レッスン通いをへて、次シーズンはもうちょっと本格的に精進するかー、と担当教授が手続きしていた矢先の転勤。
サラリーマン家庭の悲しい性でもあります。
近頃では痛ましい事件も続いて「帰ってきてホッとしたでしょ?」などと言われる機会も多いのだけど、モスクワに限らず、 世界中至る所で必要な仕事をし、根を張って生活している日本人がいるというのは事実で、個々の価値観で「あんなとこ」とか言われるとちょっと寂しくなりますね。
凶悪事件の頻発に慣れ、物だけが豊かでちょっと注意したぐらいで逆ギレされるほどストレスフルでギスギスしている日本社会のほうが、よっぽど危険で病んでいるような気もするし。
モノが満たされず年収も低くても、ずっと心豊かに暮らしているロシア人にたくさん出会えた私としては、忘れていけないことがいろいろあります。

さて、東京に復帰してうれしいのは夏野菜がおいしく、魚介類の種類が豊富なこと! 庶民的なお惣菜にお味噌汁、穀物入りご飯、めかぶやもずくといったヌルヌル系(これは買えなかった!)…これを3食繰り返すことの幸せといったら♪
しばらくベジタリアンのような食卓が続いた時期もありましたっけ。
徐々に買い物に行きながら調味料を増やし、フツーの生活感あるキッチンになってきました。
そんな中で某百貨店で再会したのが「バジルペースト」。
そうです、マザーブで注文する前につい手を伸ばしてしまいました…。

私の両親ですら毎年何株も育てているほど、日本の食卓ですっかりおなじみになったバジル。
ハーブだけに実は栄養価もそこそこ高いんですね。
その中でも「カルバジル」という種類は、その名の通りカルシウム、さらにミネラルも豊富な種類なんだそう。
残念ながら普段私達が手にする機会は少ないようなのですが、マザーブの「バジルペースト」の材料がまさにこのカルバジル。
瓶の蓋を開けた瞬間に広がる香り、味も濃く、いかにも太陽をさんさんと浴びて育ちました、という感じなのがウレシイのです。
シンプルにバジルペーストとして使うのもいいし、慣れてきたらアレンジを増やすとレパートリ−がグッと広がります。
開封後は早めに使い切りたいので、私は2〜3回に分けて冷凍してしまいます。
マザーブHPではたくさんのレシピが紹介されています。
どれも、フツーの暮らしの中で登場した生活感あるメニューなのがウレシイ(笑)。
私も「へぇ」と感心しながら、あれこれ参考にさせてもらいました。
私がよく作っていたのが「牛スジの煮込み」、ただし味付けを洋風にアレンジしたス−プ。
良質の国産牛を安く扱うお肉屋さんを見つけて、スジが出たときにすかさずゲットするのがミソ。
ここにバジルペーストを加えると、ぼやけそうになる味をキュッと締めてくれます。
残暑が厳しく食欲が落ち気味の今なら、喫茶店「ハイール」さん直伝のライスサラダもいいかも!
いつものハーブティーやコスメを注文するついでに、ぜひバジルペーストもね!