motHERBメールマガジン【2003年4月号】 掲載記事
Vol.5 マザーブのオリジナルティー

この原稿はどんよりと曇った朝のモスクワで書いています。この4月から夫の赴任先に移り住むことになり、 母子二人で文字通り遠路はるばるやってきたものの、頼みの綱である夫(生活実務上の通訳)がいない!買い物は?  家具の移動は? 各種手続きは? 慌しく出発したのであろう、夜逃げ同然の状態で私たちを待っていた新居で、 夫が出張から帰る5月末までどうやって暮らせばいいのか途方に暮れていましたが、「そのうち何とかなるだろう」と、 生活ペースも物事の考え方も日本のそれに無理に固執することもないし、と2日目にして悟りを開き今に至っています。 意外なことに(笑)、ロシア人は基本的に親切で愛情深い人が多いので、こっちがロシア語を分かんなくても強引に話しかけてきます (もちろん好意的なのでありがたい限り)。
この間トイレの水が一時的に止まったときも、住んでいる建物の管理人的存在のおばちゃんに カタコトのロシア語で不都合を訴えに行くと、私がよほど気の毒に見えたのか、「大丈夫。もう不安がらなくていいのよ。 私が何とかしてあげる(訳予測)」と肩をぎゅーっと抱きしめてくれました。日本はこんなことはないよなあ、 と問題こそ解決していないのに妙な安心感を抱いたのだから不思議です。

さて、今回転居するにあたって、仕事でお世話になった人、近所で親子ともどもお付き合いのあった人に、新住所&連絡先のご連絡とともに送ったのが、 マザーブのオリジナルティーでした。
お茶1回分ぐらいに分け、一人分を2種類1セットにし、ハーブティーの説明を書いたマザーブオリジナルレシピをつけて。 自分で根気よく小分けにしてもいいし、余裕をもってメールで相談すれば、手数料等有料で小分けにラッピングしてもらうことも可能だそう (納期や量によってお応えできない場合もあるので要相談)。 手紙を出した友達から早々に届いたメールにも、「ハーブティーおいしかった!」というレスが多くて、数年前だったらこんなに反応よくなかっただろうな(笑)なんてうれしくなります。 お送りした人の多くは、公私ともに子育てや仕事に追われ、自分を含めて一日にたった5分でも「自分だけのリフレッシュタイム」 を作ることが簡単そうで難しい世代。そんなときのお供に、マザーブのハーブティーこそピッタリじゃないかな…と思って選んだ、ささやかな感謝の気持ちでした。

モスクワでもハーブティーは本当に多種多様に販売されています(ちなみに日本茶も大人気)。 食材としても、ごく普通の家庭料理の中で、新鮮なハーブをこれでもかというぐらいぜいたくに使ってます。 日本だと割高なハーブもこちらではスーパーや市場、道端の露店(自家製の野菜や果物類を持って来ては勝手に店を広げてる人多し) でたくさんの種類が本当に新鮮で安く手に入るのにはビックリ。 さすがにドライハーブじゃ物足りなくなって、ローズマリー、オレガノ、ディル、チャイブ、バジル…オーソドックスなハーブは 使うたびに買っていたのでは間に合わない! と、日本でもよく見かけるポット栽培のものを購入してはプランターや鉢に植え替えて、窓辺で栽培しています。 もっともっと暖かくなって出回るハーブの種類が増えれば、「自宅で生ハーブティー」も夢じゃないかも。